北米の歴史

1835年、テキサスにおけるアメリカ人は「有力な少数派」だったのか?

1835年当時のテキサスの人口構成

1835年当時、テキサスにおけるアメリカ人は「有力な少数派」ではありませんでした。実際には、総人口のわずか約10%を占める小規模な少数派にすぎなかったのです。

当時のテキサスで人口の大多数を占めていたのはメキシコ人であり、そのほかにもネイティブ・アメリカン(先住民)やアフリカ系アメリカ人などがかなりの数暮らしていました。

アメリカ人が勢力を拡大できた理由

それでは、少数派であったアメリカ人は、どのようにしてテキサスで力を手に入れていったのでしょうか。その背景には、複数の要因が絡み合っていました。

  • 優れた軍事技術:アメリカ人入植者は、当時の他の勢力と比べて優れた軍事技術を有していました。
  • メキシコ政府の支援:メキシコ政府による入植の奨励と支援が、アメリカ人の勢力拡大を後押ししました。

このように、人口の上では明確な少数派であったアメリカ人でしたが、軍事的な優位性と政府からの支援という追い風を受けることで、テキサスにおける発言力を次第に高めていったのです。