フロリダは南軍(南部連合)側に属していた
フロリダ州は1861年1月10日、合衆国(北軍側)から脱退し、アメリカ連合国(南部連合)に加盟しました。つまり南北戦争において、フロリダは南軍側、すなわち奴隷制の維持を掲げた南部諸州の陣営に属していたことになります。
合衆国からの脱退の経緯
1860年の大統領選挙でエイブラハム・リンカーンが当選すると、奴隷制拡大に反対する彼の政権を危惧した南部諸州が相次いで合衆国からの脱退を決断しました。サウスカロライナ州、ミシシッピ州に続き、フロリダは3番目に脱退した州です。州都タラハシーでは脱退条例が採択され、フロリダはその後、アメリカ連合国の創設メンバー11州の一つとして名を連ねました。
南部連合におけるフロリダの役割
人口の少ないフロリダは戦線の最前線ではありませんでしたが、南軍にとって極めて重要な補給基地として機能しました。塩や牛肉、綿花などの物資供給の要であり、「南部連合の食料庫」とも称されています。また、推定15,000人ほどのフロリダ出身者が南軍兵士として各地の戦場に赴いたと伝えられています。
戦後、連邦への復帰が最も遅かった州の一つ
1865年に南北戦争が終結すると、南部諸州は「レコンストラクション(再建期)」と呼ばれる復興の時代を迎えます。フロリダは合衆国への復帰が最も遅かった州の一つであり、1868年6月25日になってようやく連邦への再加盟が認められました。
まとめ
フロリダは南北戦争中、南軍(アメリカ連合国)側に属していました。1861年1月10日の脱退から1868年の連邦復帰までの間、フロリダは合衆国の州としての地位を一時的に失っていたのです。