北米の歴史

南軍の旗とミシシッピ州の旗は同じ?違いをわかりやすく解説

「南軍(アメリカ連合国)の旗」と「ミシシッピ州の旗」は、よく似ていますが、まったく同じものではありません。かつてミシシッピ州が南軍の戦旗を意匠に取り入れていた時期には、両者は非常に近いデザインでした。ここでは、それぞれの旗の特徴と違いを整理してご紹介します。

南軍の旗(コンフェデレート・フラッグ)

南軍の旗は、赤い背景の上に青い部分(カントン)が配され、その中に13個の白い星が円形に配置されているのが大きな特徴です。さらに、中心部には交差する帯のデザインがあしらわれています。

旧ミシシッピ州旗

かつて使われていたミシシッピ州旗は、南軍の旗に非常によく似たデザインでしたが、いくつかの違いがありました。
- 星の数:南軍の旗が13個だったのに対し、州旗は7個の白い星を使用
- 追加要素:交差する帯の下に「In God We Trust(我々は神を信ずる)」という言葉が添えられていた

現在のミシシッピ州旗

2020年、ミシシッピ州は新しい州旗を採用し、南軍の戦旗を思わせる意匠は完全に姿を消しました。現在の州旗は、白い背景に州の愛称「マグノリアの州」にちなんだマグノリアの花をあしらい、「In God We Trust」の文字が添えられたデザインとなっています。これは、州の歴史の中で南北戦争や人種問題をめぐる議論を経て、より多くの住民に受け入れられる象徴を目指した変更でした。

まとめ

南軍の旗とミシシッピ州旗は、かつてはよく似たデザインでしたが、星の数や文言などの点で異なる別々の旗でした。そして現在の州旗は、南軍の意匠を排除した全く新しいデザインへと生まれ変わっています。