南北戦争開始時における北軍の最大の弱点
南北戦争(アメリカ内戦)が始まった当初、北軍(連邦側)が抱えていた最大の不利は、中央集権的で統一された軍隊組織を持っていなかったことでした。
分散していた北軍の兵力
当時の北側には常備兵としての正規軍がごくわずかしか存在せず、その限られた兵力も全国各地に分散配置されていました。このため、開戦直後には効率的な指揮系統を確立することが難しく、組織的かつ迅速な作戦行動を展開するのが困難な状況にありました。
南軍の優位性
一方で、南軍(南部連合)は、より規模の大きい軍隊と、集中化された明確な指揮命令体系を備えていました。この両者の体制上の差異が、戦争の初期段階において南軍に際立った優位性をもたらすこととなりました。
つまり、内戦勃発時に北側にとって最も不利だったのは、軍事的な組織力の不足、すなわち統一された指揮構造と十分な常備兵力を欠いていた点だと言えます。