「ビッグスリー(Big Three)」とは、第二次世界大戦中および戦後初期に、連合国側の中核として世界の政治を主導したアメリカ合衆国、イギリス、ソビエト連邦の3カ国、およびその指導者たちを指す呼称です。
ビッグスリーを率いた3人の指導者
- フランクリン・D・ルーズベルト — アメリカ合衆国大統領(1933年〜1945年)
- ウィンストン・チャーチル — イギリス首相(1940年〜1945年)
- ヨシフ・スターリン — ソビエト連邦書記長(1922年〜1952年)
ビッグスリーの役割と会談
この3人は、ナチス・ドイツや日本などの枢軸国に対抗するため、軍事・外交両面で緊密な協力関係を築きました。特に有名なのが以下の首脳会談です。
- テヘラン会談(1943年):3人が初めて顔をそろえた会談で、第二戦線の開設などが話し合われました。
- ヤルタ会談(1945年):戦後の世界秩序や国際連合の設立、ポーランド問題などについて協議されました。
- ポツダム会談(1945年):ルーズベルトの死後、アメリカからはトルーマン大統領が参加し、対日処理方針などが決定されました。
ビッグスリーの協力は連合国の勝利に大きく貢献しましたが、同時に戦後の冷戦構造の萌芽もこの時期に形成されていったとされています。