アフリカ系アメリカ人の大陸軍参加はいつから?
アフリカ系アメリカ人が大陸軍(Continental Army)に加わったのは、1775年のことです。アメリカ独立戦争が始まったばかりのこの時期、すでに自由身分の黒人男性たちが義勇兵として大陸軍に従軍していました。
大陸会議による正式な承認は1776年1月
しかし、当初から全員が歓迎されたわけではありません。大陸会議がアフリカ系アメリカ人兵士の入隊を正式に承認したのは1776年1月になってからです。それまでは、黒人の武装に対する懸念や南部諸州からの反対もあり、入隊の扱いは曖昧な状態でした。
転機となったのは、1775年11月にイギリス側のダンモア卿が「奴隷の解放を条件にイギリス軍への参加を呼びかける布告」を出したことです。この動きを受けて、大陸会議は方針を転換し、黒人兵士の募集を認めるようになりました。
ジョージ・ワシントン将軍の支持
総司令官ジョージ・ワシントン将軍自身も、アフリカ系アメリカ人の大陸軍への参加を支持する立場を取りました。彼の方針のもと、黒人兵士は白人兵士と同じ部隊に混成で編成されることが多く、これは当時としては珍しい形態でした。
独立戦争における貢献
戦争を通じて従軍したアフリカ系アメリカ人は数千人規模に上るとされています。中には、ロードアイランド植民地が編成した黒人部隊「第1ロードアイランド連隊」のように、主に黒人兵士で構成された部隊もありました。彼らはバンカーヒルの戦いやヨークタウンの戦いなど、独立戦争の重要な局面で戦い、アメリカ独立の実現に大きく貢献したのです。