北米の歴史

米軍人の数はいつから増え始めたのか?増減の歴史を解説

9.11テロを機に急増した米軍の規模

アメリカ軍人の数は、2001年9月11日の同時多発テロ事件(9.11)をきっかけとして大幅に増加し始めました。この事件を受けてアメリカは「対テロ戦争」を掲げ、アフガニスタンおよびイラクでの大規模な軍事作戦を開始したことが主な要因です。

2007年にピークを迎えた駐留兵力

これら2か国へ展開した米軍兵力は、2007年にピークを迎えました。当時の状況は以下の通りです。

  • イラク:17万人以上の兵士が駐留
  • アフガニスタン:5万人以上の兵士が駐留

合計では22万人を超える規模となり、ベトナム戦争以降で最大級の海外派兵となりました。

その後の撤退と現在の駐留状況

ピークを過ぎると、米軍の駐留規模は段階的に縮小していきました。2011年にイラクから、2014年にはアフガニスタンから、それぞれ最後の正規の戦闘部隊が撤退しています。

ただし、完全な撤収というわけではありません。テロ組織の再活性化や地域情勢の不安定さを背景に、アメリカは両国において依然として重要な軍事的プレゼンスを維持しており、それぞれ数千人規模の部人規模の部隊が駐留を続けています。

まとめ

米軍の規模拡大は9.11テロ後の2001年から本格化し、2007年に頂点に達しました。その後は縮小傾向にあるものの、中東における安全保障上の利害関係から、一定規模の駐留は今後も続くと見られます。