世界最古の現役軍艦が今も海に浮かぶ
USSコンスティテューションは現在も海上に浮かんでおり、世界最古の現役軍艦として知られています。
1797年に進水したコンスティテューションは、アメリカ海軍のフリゲート艦として建造されました。200年以上の時を経てもなお現役であり続ける、世界的にも類を見ない存在です。
「オールド・アイアンサイズ」の愛称の由来
コンスティテューションの名を一躍有名にしたのが、1812年の米英戦争(ウォー・オブ・1812)です。この戦争中、イギリス海軍の艦艇との砲撃戦において、敵の発射した砲弾が頑丈なオーク材の船体に当たっても跳ね返される場面が目撃されました。
まるで鉄でできているかのように見えたことから、乗組員たちの間で「オールド・アイアンサイズ(鉄の皮膚)」という愛称が生まれ、やがて全米に広まりました。
退役から再就役へ
長年にわたり活躍したコンスティテューションでしたが、1881年にいったん退役となりました。しかし、その歴史的価値が見直され、大規模な修復工事が行われた後、1931年に再び現役に復帰しました。
現在の姿:ボストン港の博物館船
現在、コンスティテューションはボストン港のチャールズタウン海軍工廠に係留され、博物館船として一般公開されています。実際に現役のアメリカ海軍兵士によって運用されており、見学ツアーでは歴史ある甲板や船内を直接見学することができます。
建国初期からのアメリカ海軍の歴史を今に伝える貴重な生き証人として、多くの観光客や歴史愛好家が訪れる人気スポットとなっています。