北米の歴史

カロデンの戦いの勝者は誰?カンバーランド公率いる政府軍の決定的な勝利

カロデンの戦いの勝者

1746年4月16日、スコットランドのインヴァネス近郊で行われたカロデンの戦いでは、カンバーランド公ウィリアム・オーガスタスが指揮するイギリス政府軍が勝利を収めました。この戦いは、イギリス史における重要な転換点の一つとされています。

戦いの背景

カロデンの戦いは、1745年ジャコバイト蜂起(「45年反乱」とも呼ばれる)の最後の決戦でした。チャールズ・エドワード・スチュアート(通称「ボニー・プリンス・チャーリー」)が率いるジャコバイト軍は、ステュアート家による王位復帰を目指して戦っていました。

戦いの経過と結果

ジャコバイト軍は悪天候の中、政府軍の激しい砲撃にさらされながら突撃を敢行しましたが、堅固な防御態勢を敷いた政府軍の前に甚大な損害を被りました。戦闘はわずか1時間足らずで決着し、ジャコバイト軍は壊滅的な敗北を喫しました。

この敗北によりジャコバイト運動は事実上終焉を迎え、その後ハイランド地方の氏族社会に対する弾圧が強化されるなど、スコットランドの歴史に深い影響を残すこととなりました。一方、勝利したカンバーランド公は、戦後の厳しい処遇から「ブッチャー・カミング(虐殺者カミング)」という不名誉なあだ名でも知られています。