北米の歴史

アメリカ南北戦争の終結から第一次世界大戦の開始までは何年?約50年の空白期を解説

アメリカの歴史における最大の内戦である南北戦争(1861年〜1865年)。この戦争と第一次世界大戦の関係について疑問を持つ人は少なくありません。結論から言うと、南北戦争より前に「世界大戦」は存在しませんでした。そして、人類史上初の世界大戦である第一次世界大戦は、南北戦争が終結してから約50年後に勃発しています。

南北戦争と第一次世界大戦の年表

両者の時間的な隔たりを整理すると、次のようになります。

  • 1865年:アメリカ南北戦争が終結(北軍の勝利により国家統一が維持される)
  • 1914年:サライェヴォ事件をきっかけに第一次世界大戦が開戦

つまり、南北戦争の終結から第一次世界大戦の開始までは約49年、ほぼ半世紀が経過していたことになります。

なぜ南北戦争以前に世界大戦はなかったのか?

「世界大戦」と呼ばれるには、複数の大陸にまたがる主要国が大規模な軍事衝突に巻き込まれる必要があります。実はそれ以前にも、イギリスとフランスを中心に北米やアジアまで戦場が広がった七年戦争(1756年〜1763年)やナポレオン戦争など、世界的規模の紛争は存在しました。しかし「世界大戦」という言葉は、20世紀の総力戦を指すために使われるようになったものであり、歴史上最初の世界大戦は第一次世界大戦(1914年〜1918年)とされています。

興味深い関連性

この約50年の間に、アメリカは農業国から工業大国へと急成長し、南北戦争で実戦投入された鉄道や電信、繰り返し式銃器といった技術は、第一次世界大戦における近代戦の基礎ともなりました。両大戦間の時代背景を知ると、歴史の流れがより立体的に見えてきます。

まとめ

アメリカ南北戦争が終わってから第一次世界大戦が始まるまでには約50年の歳月がかかりました。また、南北戦争が行われていた当時は、そもそも世界大戦というものがまだ存在していなかったという点も覚えておくと良いでしょう。