アメリカ大陸を「発見」したのはクリストファー・コロンブス
アメリカ大陸にヨーロッパ人として到達したことで最も有名な人物は、イタリア出身の探検家クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)です。彼は1492年から1503年までの約10年間にわたり、スペインを拠点として新大陸への往復航海を計4回行いました。
コロンブスが目指したもの
コロンブスの本来の目的は、西回りの航路を使ってアジア(特にインド)へ到達することでした。当時のヨーロッパでは香辛料や絹などの東方交易品が高く評価されており、既存の陸路(シルクロード)に代わる新しい海路の開拓が大きな課題となっていました。
地球が丸いという考えをもとに、大西洋を横断すればアジアにたどり着けると確信していたコロンブスは、スペイン王室の支援を受けて航海に出発します。
4回の航海の概要
第1回の航海(1492年〜)
1492年、コロンブスは3隻の船団で出航し、バハマ諸島に到達しました。これがヨーロッパ人によるアメリカ大陸周辺への到達として歴史に残る瞬間です。
第2回〜第4回の航海(1493年〜1503年)
その後もコロンブスはカリブ海地域を中心に探検を続け、第3回の航海では南米大陸本土にも足を踏み入れました。
知っておきたい補足ポイント
興味深いことに、コロンブス自身は生涯、自分が到達した土地を「新大陸」だとは認識していませんでした。彼は最後までそこをアジアの一部だと信じていたといわれています。
また、厳密に言えば、アメリカ大陸には先住民が古くから暮らしており、11世紀頃には北欧のヴァイキングが北米に到達していた記録もあります。そのため「発見」という表現は、ヨーロッパの視点によるものだと言えます。