第一次世界大戦はどの国から始まった?
第一次世界大戦(1914年〜1918年)は、1914年7月28日にオーストリア=ハンガリー帝国がセルビア王国へ宣戦布告したことをきっかけに始まりました。その直接の発端となったのは、同年6月28日にボスニアのサラエボで発生した「サラエボ事件」です。オーストリア=ハンガリー帝位継承者のフランツ・フェルディナント大公夫妻がセルビア人青年によって暗殺されたこの事件が、ヨーロッパ全土を巻き込む大戦への引き金となりました。
当時のヨーロッパ諸国は複雑な同盟関係で結ばれていたため、開戦後わずか数週間のうちにロシア、ドイツ、フランス、イギリスといった大国が次々と参戦。局地的な紛争が瞬く間に世界的な総力戦へと拡大していきました。
連合国(協商国)側の主な参战国
- フランス
- ロシア帝国
- イギリス
- セルビア王国
- ベルギー
- モンテネグロ
- 日本
- イタリア(1915年から参戦)
- アメリカ合衆国(1917年から参戦)
日本は日英同盟に基づき、1914年8月23日にドイツへ宣戦布告し、連合国側として参戦しました。また、当初は三国同盟の一員だったイタリアは、領土的利害から1915年に連合国側へ寝返っています。
中央同盟国側の主な参战国
- ドイツ帝国
- オーストリア=ハンガリー帝国
- オスマン帝国
- ブルガリア(1915年から参戦)
一方、中央同盟国の中核となったのは開戦の発端であるオーストリア=ハンガリーと、その同盟国ドイツでした。両国にオスマン帝国とブルガリアが加わり、四か国体制として戦争を遂行しました。
まとめ
第一次世界大戦の最初の火ぶたを切ったのはオーストリア=ハンガリー帝国であり、その標的となったのがセルビアでした。しかし、列強各国の同盟網が連鎖的に発動したことで、戦争は急速に全世界規模へと拡大。最終的に30か国以上が参加し、約4年間に及ぶ凄惨な戦争となったのです。