オセアニアの歴史

ハワイは奴隷国家だったのか、自由国家だったのか?その歴史をわかりやすく解説

「ハワイは奴隷州だったのだろうか、それとも自由な州だったのだろうか?」という疑問に対する答えは明確です。ハワイが奴隷州であったことは一度もありません。ハワイの歴史をたどると、その理由がよく分かります。

1843年:ハワイ王国における奴隷制の禁止

ハワイ王国の時代、カメハメハ3世のもとで1843年に奴隷制は廃止・禁止されました。つまり、西洋諸国で奴隷制度が広く存在していた時代にあっても、ハワイでは奴隷制が合法的な制度として認められることはありませんでした。この点で、ハワイは早くから人権に関する先進的な立場をとっていたと言えます。

1898年:アメリカ合衆国の準州へ

その後、ハワイは1898年にアメリカ合衆国の準州(テリトリー)となりました。この時期にはすでに奴隷制は存在せず、南北戦争(1861〜1865年)を経て全土で廃止されていたため、ハワイが奴隷制と結びつくことはありませんでした。

1959年:50番目の州として自由州に

1959年8月21日、ハワイはアメリカ合衆国50番目の州として正式に連邦に加盟しました。当時の合衆国には奴隷州と自由州という区別自体が存在しなかったため、ハワイは当然ながら自由な州として迎え入れられました。

まとめ

以上の歴史から、ハワイが奴隷州であったことは一切なく、むしろ1843年という早い時期に奴隷制を禁止した自由な土地だったことが分かります。ハワイ王国時代から準州時代、そして1959年の州昇格に至るまで、奴隷制とは無縁の歴史を歩んできたのです。