メッタ・ワールド・ピース(Metta World Peace)は、アメリカ合衆国出身の元プロバスケットボール選手です。NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のロサンゼルス・レイカーズなどで長年にわたり活躍し、2010年にはレイカーズの一員としてNBA優勝を果たしました。NBAでの最後の所属チームもロサンゼルス・レイカーズでした。
メッタ・ワールド・ピースの本来の名前
彼の出生名はロナルド・ウィリアム・アーテスト・ジュニア(Ronald William Artest Jr.)です。「メッタ・ワールド・ピース」という名前は、2011年に改名してから名乗っているもので、「慈愛」を意味する仏教用語の「メッタ(Metta)」と「世界平和(World Peace)」を組み合わせたものです。
生い立ちとバスケットボール経歴
1979年11月13日、ニューヨーク市クイーンズ区に生まれました。セントジョンズ大学でプレーした後、1999年のNBAドラフトでシカゴ・ブルズから全体16位指名を受け、プロキャリアをスタートさせました。
その後、インディアナ・ペイサーズ、サクラメント・キングス、ヒューストン・ロケッツを渡り歩き、2009年にロサンゼルス・レイカーズへ移籍。堅牢なディフェンスを武器にチームに貢献し、2010年のファイナルではボストン・セルティックスとの第7戦で決定的なシュートを決めるなど、優勝に大きく寄与しました。2004年にはNBA最優秀守備選手賞(DPOY)も受賞しています。
主な所属チーム
- シカゴ・ブルズ(1999〜2002)
- インディアナ・ペイサーズ(2002〜2006)
- サクラメント・キングス(2006〜2008)
- ヒューストン・ロケッツ(2008〜2009)
- ロサンゼルス・レイカーズ(2009〜2013、2015〜2017)
- ニューヨーク・ニックス(2013〜2014)
改名の理由とは
2004年に起きた「マリス・アット・ザ・パレス」と呼ばれる観客との乱闘事件などにより、強烈なイメージを持たれていた自身の姿を変えたいという思いから、2011年に「メッタ・ワールド・ピース」へと改名しました。以降は、心の平穏や平和を広める活動にも積極的に取り組んでいます。
また、中国プロバスケットボールリーグ(CBA)でプレーしていた時期には、ユニフォームに「パンダの友達(The Panda's Friend)」と名乗り、話題を集めたことでも知られています。