オセアニアの歴史

イギリスの植民地はどこにあった?北米東岸の主要植民地とその成立年を解説

17世紀、イギリスは北米大陸の東海岸沿いに次々と植民地を建設していきました。これらの植民地は、やがてアメリカ合衆国の原型となる「13植民地」へと発展していきます。ここでは、当時設立された代表的なイギリス植民地について、成立年と現在の地名とともにご紹介します。

北米におけるイギリス植民地の成り立ち

1600年代のイギリスは、新大陸への進出を積極的に推し進めていました。宗教的自由を求めたピューリタンたちや、経済的機会を求めた移民たちが海を渡り、大西洋沿岸に定住地を築いたのです。こうして誕生した植民地群が、後のアメリカ独立戦争や建国の歴史の出発点となりました。

主なイギリス植民地の一覧

バージニア植民地(1607年設立)

イギリスが北米に建設した最初の恒久的な植民地です。現在のバージニア州にあたり、ジェームズタウンを中心として発展しました。

プリマス植民地(1620年設立)

メイフラワー号に乗った清教徒(ピルグリム・ファーザーズ)たちが築いた植民地で、現在のマサチューセッツ州に位置します。

マサチューセッツ湾植民地(1630年設立)

ボストンを拠点として発展した植民地で、同じく現在のマサチューセッツ州にあたります。ニューイングランド地方の中核となりました。

メリーランド植民地(1632年設立)

カトリック教徒の避難所として設立された植民地で、現在のメリーランド州に相当します。

コネチカット植民地(1636年設立)

現在のコネチカット州にあたり、住民が独自に基本法を制定するなど、自治の伝統が早くから根付いた地域でした。

カロライナ植民地(1663年設立)

広大な領域を持っていたこの植民地は、後に南北に分割され、現在のノースカロライナ州およびサウスカロライナ州となりました。

まとめ

このように、17世紀にイギリスが北米東岸に建設した植民地は、現在のアメリカ合衆国東部諸州へと受け継がれています。バージニア、マサチューセッツ、メリーランド、コネチカット、カロライナといった植民地の歴史をたどることは、アメリカ建国のルーツを理解するうえで非常に重要です。