オセアニアの歴史

オーストラリアは世界大戦を何回経験したのか?参戦の歴史を解説

オーストラリアと二つの世界大戦

オーストラリアは、第一次世界大戦(1914年〜1918年)と第二次世界大戦(1939年〜1945年)の両方に参戦しています。つまり、オーストラリアは「二回」の世界大戦を経験した国だと言えます。

ただし、ここで重要なのは、これらの戦争の主な戦場がオーストラリア国内ではなかったという点です。オーストラリアはイギリス連邦の一員として、両大戦において海外へ兵士を派遣し、連合国側で戦いました。

第一次世界大戦での参戦

第一次世界大戦では、オーストラリア軍(ANZAC)はトルコのガリポリ半島での戦いや、フランス・ベルギーの西部戦線などで戦いました。特に1915年のガリポリの戦いは、オーストラリアの国民的アイデンティティを形作った出来事として、現在でも「ANZACデー」として記念されています。

第二次世界大戦での参戦

第二次世界大戦では、オーストラリア軍は北アフリカや中東、そして太平洋地域で戦いました。なお、戦争後期には本土への攻撃も発生しています。1942年にはダーウィンが空襲を受け、シドニー港も特殊潜航艇による攻撃を受けましたが、これらは限定的なものであり、オーストラリア国土が主戦場となることはありませんでした。

まとめ

オーストラリアは第一次・第二次世界大戦の両方に参戦しており、世界大戦を「二回」経験しています。しかし、戦争そのものは主に海外で行われ、オーストラリアの国土が直接戦場になったことはほとんどありませんでした。この「本土を守りながら海外で戦った」という特徴が、オーストラリアの戦争史における大きな特色となっています。