クリストファー・コロンブスは生涯にわたり4回の大航海を行い、そのたびに異なる船団を率いて大西洋を渡りました。この記事では、各航海の出発年と使用された船について詳しく解説します。
コロンブスの4回の航海年表
- 第一次航海: 1492年
- 第二次航海: 1493年〜1496年
- 第三次航海: 1498年〜1500年
- 第四次航海: 1502年〜1504年
なかでも最も有名なのは、1492年に新世界へ到達した第一次航海です。この航海では、歴史に名を残す3隻の船が使用されました。
第一次航海(1492年)の船団
サンタ・マリア号(Santa María)
3隻の中で最大の船で、約100トンの重量がありました。コロンブス自身が乗り込む旗艦として使用されました。ただし、この航海の途中で座礁し失われています。
ピンタ号(Pinta)
やや小型の船で、約50トン。速力に優れ、新世界の陸地を最初に発見した船として知られています。
ニーニャ号(Niña)
3隻の中で最も小さく、約40トン。正式名称は「サンタ・クララ号」ですが、「ニーニャ(少女)」の愛称で広く親しまれています。
第二次航海(1493年〜1496年)の船団
- サンタ・マリア号: 第一次航海で失われた同名の船にちなんで命名された新しい船です。
- ニーニャ号: 第一次航海から引き続き使用された船です。
- その他、サン・フアン号(San Juan)やサンティアゴ・デ・パロス号(Santiago de Palos)など複数の船が船団に加わりました。
第三次航海(1498年〜1500年)の船団
- サンタ・マリア・デ・ラ・コンセプシオン号(Santa María de la Concepción): 約170トンの新しい大型船でした。
- ニーニャ号: 第一回・第二次航海に続いて再び船団に加わった頼もしい存在です。
- その他、サン・ガブリエル号(San Gabriel)、サンティアゴ号(Santiago)、ゴルダ号(Gorda)などの船が同行しました。
第四次航海(1502年〜1504年)の船団
- カピターナ号(Capitana): 約70トンの新しい船で、旗艦として使用されました。
- サンティアゴ・デ・パロス号: 第二次航海で使用された船が再び参加しました。
- その他、サン・ラファエル号(San Rafael)やカラベラ号(Carabela)などが船団を構成しました。
まとめ
コロンブスの航海には毎回異なる船団が編成されましたが、小型ながら頑丈なニーニャ号だけは複数の航海で繰り返し使用されました。1492年の最初の航海で用いられたサンタ・マリア号、ピンタ号、ニーニャ号の3隻は、大航海時代を象徴する船として今日まで語り継がれています。