オセアニアの歴史

もし第三次世界大戦が起きたら?壊滅の危機に瀕する国と生き残るとされる国

第三次世界大戦が勃発した場合、どの国が壊滅し、どの国が生き残るのかを正確に予測することはできません。戦争の帰結は、地理的な位置、軍事力、経済の安定性、同盟関係など、数え切れないほどの変数によって左右されるからです。

しかし、こうした要素をもとに「他国よりも壊滅リスクが高い」と考えられる国々を分析することは可能です。ここでは、仮想的な世界規模の紛争を想定した上で、相対的なリスクの高低に分けて見ていきましょう。

壊滅リスクが高いとされる国々

アメリカ合衆国

世界最大の軍事大国であるアメリカは、その一方でテロ攻撃やサイバー攻撃の最有力標的となりやすい国でもあります。さらに、巨大な人口と世界経済の中枢としての地位は、攻撃を受けた際の影響の大きさという意味で脆弱性にもなり得ます。

ロシア

世界第2位の核保有国であるロシアは、隣国に対して強硬な姿勢を取ってきた歴史を持つ国です。近年は経済の停滞も続いており、対外紛争と内部の不安定化という二つのリスクを同時に抱えている点が指摘されています。

中国

世界第2位の経済大国であり、軍事力を急速に拡張している中国。台湾との領土問題を長年にわたり抱えており、この緊張が大規模な紛争の引き金になる可能性があるとされています。

インド

世界第2位の人口を擁し、経済も急成長を遂げているインド。しかし、貧困、汚職、宗教対立といった深刻な国内課題を多数抱えており、大規模な国際際紛争に巻き込まれた場合には、国内の不安定化が加速する恐れがあります。

比較的リスクが低いとされる国々

カナダ

豊かで政治的に安定した国であり、堅実な防衛力も備えています。何より、地政学的に対立の中心から離れた比較的安全な地域に位置していることが大きな強みです。

オーストラリア

カナダと同様に、豊かで安定した国家体制と十分な軍事力を持ちます。主要な紛争地域から遠く離れた大洋州に位置していることも、リスクを下げる要因となっています。

ニュージーランド

安定した社会と健全な経済を有し、地理的に孤立した島国であるため、世界的な紛争から一定の距離を保てる国です。平和主義的な外交姿勢も、紛争への関与リスクを抑える一因とされています。

あくまで「予測」であることを忘れずに

繰り返しになりますが、これらはあくまで現時点での状況に基づく予測にすぎません。実際に第三次世界大戦が起きた場合、どの国が壊滅し、どの国が生き残るかは、各国の軍事能力、指導者の政治的意思、そして予測不能な偶発的事象など、無数の要因によって決まります。

特に核兵器を保有する大国同士の全面戦争となれば、「勝者」は存在せず、地球規模の壊滅的な結末に至る可能性さえ専門家から指摘されています。だからこそ、大国間の対話と抑止、危機管理の仕組みがこれまで以上に重要になっているのです。