オセアニアの歴史

第二次世界大戦後の世界はどうなったのか?冷戦時代の幕開け

1945年に終結した第二次世界大戦。しかし、世界に恒久的な平和が訪れたわけではありませんでした。大戦の戦後処理をめぐり、連合国の中心だったアメリカ合衆国とソビエト連邦(ソ連)の関係は急速に悪化し、新たな緊張の時代が幕を開けます。それが「冷戦」です。

冷戦とは何か?

冷戦とは、第二次世界大戦後に始まった東西両陣営による地政学的な対立・緊張状態のことです。ソビエト連邦とその同盟国で構成される「東側陣営」と、アメリカ合衆国とその同盟国からなる「西側陣営」が、全面的な武力衝突を避けながらも、軍備拡張競争、プロパガンダ、そして各地での代理戦争を通じて覇権を争いました。

冷戦はいつまで続いたのか

冷戦はおよそ1940年代半ばから1980年代末まで、40年以上にわたって続きました。この間、世界は核兵器による壊滅的な戦争への恐怖を抱えながら、ベルリンの壁の建設やキューバ危機など、数々の重大な危機に見舞われることとなりました。

冷戦の終結へ

1980年代末、ソ連のゴルバチョフ書記長による改革・開放政策や東欧諸国での民主化運動が広がり、1989年には象徴的存在であったベルリンの壁が崩壊しました。そして1991年のソ連崩壊をもって、長く続いた冷戦はついに終結を迎えます。

このように、第二次世界大戦の終結は単なる平和の到来ではなく、資本主義と共産主義というイデオロギー対立による新たな国際秩序の始まりでもあったのです。