オセアニアの歴史

ガリポリの戦いに参加したトンガ人は何人?その歴史的な真実

ガリポリで戦ったトンガ人は存在しなかった

結論から言うと、ガリポリの戦い(1915年)に参加したトンガ人は一人もいません。オーストラリアとニュージーランドの兵士たちが中心となったこの有名な戦役には、トンガ出身の兵士は派遣されていなかったのです。

それでも、トンガ人は第一次世界大戦で戦った

とはいえ、トンガが第一次世界大戦と無関係だったわけではありません。当時イギリスの保護国であったトンガからは、約500人の志願兵がヨーロッパへ渡り、フランス戦線に従軍しました。

彼らは西部戦線の過酷な塹壕戦に身を投じ、終戦直前の1918年11月末まで戦い続けました。このことから、トンガ人兵士たちは「西部戦線で最後まで戦っていた兵士たち」の一員として記録されています。

まとめ

  • ガリポリの戦いに参加したトンガ人はいない
  • 一方で、約500人のトンガ人志願兵が第一次世界大戦中にフランスで戦った
  • 彼らは1918年11月末、西部戦線で最後まで戦った兵士たちの一員となった

ガリポリと聞くとアンザック(ANZAC)兵士のイメージが強いですが、南太平洋の小さな王国トンガもまた、遠く離れた欧州の戦場で多大な犠牲と貢献を払っていたのです。