第二次世界大戦におけるオーストラリアの同盟国一覧
第二次世界大戦(1939年〜1945年)において、オーストラリアは連合国側として参戦しました。当時のオーストラリアはイギリス連邦(英連邦)の一員であり、開戦直後からイギリスと共に北アフリカやヨーロッパの戦線へ部隊を派遣していました。1941年12月に太平洋戦争が勃発すると、日本軍の脅威が自国へ迫ったことから、アメリカ合衆国との協力関係が戦略の中核となっていきます。
ここでは、オーストラリアが第二次世界大戦中に同盟関係にあった主な国々を、性質別に整理してご紹介します。
最も重要な同盟国:イギリスとアメリカ
- イギリス(英国)
- アメリカ合衆国(米国)
イギリスは宗主国として、オーストラリア軍と共に欧州・北アフリカ戦線を戦いました。一方、太平洋戦争開始後は、ダグラス・マッカーサー将軍率いるアメリカ軍がオーストラリアを反攻の拠点とし、この同盟関係は今日に至る豪米関係の基盤となっています。
英連邦の仲間たち
- ニュージーランド
- インド(当時はイギリス領)
- カナダ
これらの英連邦諸国・地域は、それぞれの軍隊を派遣し、ヨーロッパ戦線や太平洋戦線でオーストラリアと共闘しました。
その他の連合国
- オランダ領東インド(現在のインドネシア)
- 中国
- ソビエト連邦
- フランス(自由フランス軍)
- メキシコ
- ブラジル
特にオランダ領東インドは、オーストラリアのすぐ北に位置する戦略的要衝であり、日本軍の南下を防ぐ防衛作戦において深く関わりました。
占領下の国々――各国の亡命政府
- ポーランド(ポーランド亡命政府)
- チェコスロバキア(チェコスロバキア亡命政府)
- ユーゴスラビア(ユーゴスラビア亡命政府)
- ギリシャ(ギリシャ亡命政府)
- ベルギー(ベルギー亡命政府)
- ルクセンブルク(ルクセンブルク亡命政府)
- ノルウェー(ノルウェー亡命政府)
- デンマーク(デンマーク亡命政府)
これらの国々はナチス・ドイツによる占領を受けていましたが、本国が陥落しても亡命政府として連合国の一員であり続け、外交的・軍事的に戦争遂行を支えました。
まとめ
オーストラリアの第二次世界大戦における同盟国は、宗主国のイギリスを起点に、英連邦諸国、そしてアメリカ合衆国へと広がり、さらにヨーロッパ各地からの亡命政府や中南米諸国にも及びました。多様な国々との緊密な連携こそが、連合国の勝利を支えた大きな要因といえるでしょう。