1941年12月7日、日本海軍による真珠湾攻撃は、アメリカ太平洋艦隊に壊滅的な打撃を与えました。この攻撃で沈没したアメリカの戦艦(バトルシップ)は4隻です。ここでは、それぞれの艦の運命について詳しく見ていきましょう。
真珠湾で沈没した4隻の戦艦
1. アリゾナ(USS Arizona)
アリゾナは攻撃開始早々、爆爆弾が弾薬庫に命中し大爆発を起こしました。乗員1,177名が犠牲となり、艦は完全に失われました。現在も同艦は沈んだまま残されており、その上にはアリゾナ記念館が建てられています。
2. オクラホマ(USS Oklahoma)
オクラホマは複数の魚雷を受けて横転・転覆しました。429名の乗員が命を落としました。1943年に引き揚げられましたが、損傷があまりにも深刻だったため修復されず、除籍されました。
3. ウェストバージニア(USS West Virginia)
ウェストバージニアは7本もの魚雷と2発の爆弾を受けて着底しました。しかし浅瀬に沈んでいたため引き揚げが可能で、大規模な修理を経て1944年に戦線へ復帰し、終戦まで戦い抜きました。
4. カリフォルニア(USS California)
カリフォルニアも魚雷と爆弾による深刻な被害を受け、着底しました。こちらも修理の後、1944年に現役復帰しています。
沈没を免れた戦艦たち
ネバダ(USS Nevada)は航行を試みましたが、深刻な損害を受け、座礁を余儀なくされました。また、ペンシルベニア、メリーランド、テネシーなどの戦艦は損傷を受けたものの、沈没は免れています。
まとめ
真珠湾攻撃では、アリゾナ、オクラホマ、ウェストバージニア、カリフォルニアの計4隻の戦艦が沈没しました。ただし、うち2隻は後に引き揚げられ修復されたため、完全に失われたのはアリゾナとオクラホマの2隻です。それでも、この攻撃はアメリカの世論を大きく変え、第二次世界大戦への参戦を決定づける転換点となりました。