世界で初めてすべての女性に選挙権を与えた国は、ニュージーランドです。その歴史的な出来事は、1893年9月19日に実現しました。
ケイト・シェパード率いる女性参政権運動
この偉業は、ケイト・シェパード(Kate Sheppard)率いる初期のフェミニストたちが、長年にわたり展開してきた運動の成果です。彼女たちは議会への請願書提出や啓発活動を通じて、粘り強く女性の参政権実現を訴え続けました。
とりわけ有名なのが、当時の人口の約4分の1に相当する約3万2000人分の署名が集められた巨大な請願書です。この圧倒的な民意を示す請願書が議会に提出されたことが、法案成立の大きな後押しとなりました。
その後の世界への影響
ニュージーランドに続き、オーストラリア(1902年)やフィンランド(1906年)なども女性参政権を実現しました。ニュージーランドの先駆的な取り組みは、世界中の女性の権利向上运动に大きな影響を与えたのです。
なお、ケイト・シェパードの功績は現在でも高く評価されており、ニュージーランドの10ドル紙幣には彼女の肖像が描かれています。