20世紀の二大戦争である第一次世界大戦と第二次世界大戦には、世界中の多くの国が参戦しました。本記事では、それぞれの戦争における主要な参戦国を「連合国側」と「同盟国側」に分けてわかりやすく解説します。
第一次世界大戦(1914年~1918年)の主な参戦国
第一次世界大戦は、サライェヴォ事件をきっかけにヨーロッパで勃発し、やがて世界的な規模へと拡大した戦争です。主な参戦国は以下の通りです。
連合国(協商国)側
- フランス
- イギリス
- ロシア帝国(1917年の革命まで参戦)
- イタリア(1915年から参戦)
- アメリカ(1917年から参戦)
- 日本(日英同盟に基づき1914年から参戦)
中央同盟国側
- ドイツ帝国
- オーストリア=ハンガリー帝国
- オスマン帝国
- ブルガリア
第二次世界大戦(1939年~1945年)の主な参戦国
第二次世界大戦は、ナチス・ドイツによるポーランド侵攻を発端として始まり、ヨーロッパだけでなくアジアや太平洋地域にも戦火が広がりました。参戦国の数は第一次世界大戦よりもさらに多くなっています。
連合国側
- アメリカ(1941年から本格参戦)
- イギリス
- ソビエト連邦(1941年から参戦)
- 中国(日中戦争以来、対日戦を継続)
- フランス(1940年の降伏まで)
- ポーランド(1939年の占領まで)
- オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・南アフリカ・インドなど英連邦諸国
- ブラジル・メキシコ(ともに1942年から参戦)
- エチオピア・ユーゴスラビア・チェコスロバキア・ギリシャ(1941年から)
- デンマーク・ノルウェー(1945年から)
- ベルギー・ルクセンブルク・オランダ(1944年から)
枢軸国側
- ドイツ
- イタリア
- 日本
- ハンガリー・ルーマニア・ブルガリア(1941年から)
- フィンランド(1940年から)
- スロバキア・クロアチア(1941年から)
- ヴィシー政権フランス(1940年~1942年)
- タイ(1942年から)
- ビルマ(1943年から)
日本が占領した地域・傀儡政権
以下の地域は、正式な枢軸国加盟国ではありませんが、日本の占領下または影響下に置かれ、枢軸陣営の一員として扱われることがあります。
- フィリピン(1942年から)
- 蘭領東インド(現在のインドネシア、1942年から)
- マラヤ・シンガポール(1942年から)
- 香港(1941年から)
- 満洲国(1932年に建国)
- 蒙疆(内モンゴル)政権(1939年から)
まとめ
第一次世界大戦は主にヨーロッパ列強を中心とした戦争でしたが、第二次世界大戦ではアメリカやソビエト連邦といった大国が加わり、より多くの国々が巻き込まれる総力戦となりました。両大戦の参战国構成を知ることは、現代の国際関係や戦後の世界秩序を理解するうえでも重要な基礎知識となります。