軍人の給与は、階級(ランク)、勤続年数、そして受け取る資格のある各種手当によって大きく異なります。米軍の場合、総報酬には基本給に加えて、住宅手当(BAH)や食事手当(BAS)などが含まれます。
ここでは、2023年時点における扶養家族のいない隊員を対象とした、米軍の階級別年収の目安をご紹介します。参考までに、1ドル=約140円で円換算した金額も併記しています。
兵卒(Enlisted)の年収目安
- E-1(最下級兵):20,165ドル(約282万円)
- E-2:23,494ドル(約329万円)
- E-3:26,827ドル(約376万円)
- E-4:30,160ドル(約422万円)
- E-5(伍長クラス):33,494〜37,731ドル(約469万〜528万円)
- E-6:36,830〜41,110ドル(約516万〜576万円)
- E-7:44,820〜50,283ドル(約627万〜704万円)
- E-8:53,055〜59,548ドル(約743万〜834万円)
- E-9(最上級下士官):62,397〜69,082ドル(約874万〜967万円)
士官(将校・Commissioned Officer)の年収目安
- O-1(少尉):39,117ドル(約548万円)
- O-2(中尉):43,466ドル(約609万円)
- O-3(大尉):47,819ドル(約669万円)
- O-4(少佐):56,290〜61,773ドル(約788万〜865万円)
- O-5(中佐):65,765〜72,250ドル(約921万〜1,012万円)
- O-6(大佐):75,239〜82,725ドル(約1,053万〜1,158万円)
- O-7(准将):84,712〜92,197ドル(約1,186万〜1,291万円)
- O-8(少将):108,720〜117,207ドル(約1,522万〜1,641万円)
- O-9(中将):141,735〜150,220ドル(約1,984万〜2,103万円)
- O-10(大将):174,435ドル(約2,442万円)
給与額に影響する主な要素
軍人の給与は毎年インフレ率に応じて改定されるため、上記の金額は変動します。また、勤務地の物価や住宅費、家族の有無などによっても実際の手取り額は変わります。
さらに、基本給とは別に以下のような特別報酬が支給される場合があります。
- 入隊ボーナスや再契約ボーナス:特定の職種や期間での勤務に対して支給
- 展開手当(Deployment Pay):海外派遣や危険地域への配属時に加算
- 特殊技能手当:飛行、潜水、語学能力など専門技能への報酬
このように、米軍では階級が上がるほど給与が大幅に増加する仕組みになっており、特に将校クラスでは高水準の年収が期待できます。ただし、これらはあくまで基本給ベースの数値であり、各種手当を含めた総報酬はさらに大きくなる点に注意しましょう。