南アメリカの歴史

1877年の米ドル硬貨は銀製?素材とモーガンドルの歴史を解説

結論から言うと、1877年に鋳造されたアメリカ合衆国の1ドル銀貨は、90%が銀、残りの10%が銅で構成されています。これは当時のアメリカの標準銀貨に採用されていた「900純度(0.900ファイン)」と呼ばれる合金比率です。

1877年の1ドル硬貨の種類

「1877年のドル硬貨=モーガンドル」と紹介されることがありますが、厳密には少し異なります。有名なモーガンドル(Morgan Dollar)は、1878年から1921年にかけて鋳造された銀貨です。

そのため、1877年に実際に発行されていた1ドル銀貨は、主に以下の2種類です。

  • トレードダラー(Trade Dollar):東アジアとの貿易決済を目的として鋳造された銀貨
  • シーテッド・リバティ・ダラー(Seated Liberty Dollar):座像の自由の女神が描かれた一般流通用銀貨

いずれも後のモーガンドルと同じく、銀90%・銅10%の合金で作られているため、「1877年のドルは銀か?」という問いへの答えは「はい、銀を主体とした硬貨である」となります。

モーガンドルとの関係

モーガンドルは、1878年のブランド=アリソン法(Bland–Allison Act)の成立を受けて発行が始まった銀貨です。デザイナーのジョージ・T・モーガンの名を冠し、表面には自由の女神、裏面にはワシの図柄があしらわれています。コレクター人気が非常に高く、状態の良い未使用品や希少な年号のものは高額で取引されることもあります。

まとめ

1877年のアメリカ1ドル硬貨は、銀90%・銅10%の合金で作られた本物のシルバーコインです。ただし、モーガンドルの発行開始は1878年であるため、1877年銘の硬貨をお探しの場合は、トレードダラーまたはシーテッド・リバティ・ダラーを確認するのが確実です。