答え:いいえ、それは修正第9条です
いいえ、違います。憲法に明記されていない権利であっても、人民がそれを保持していると定めているのは憲法修正第9条であり、修正第10条ではありません。
憲法修正第9条の内容
アメリカ合衆国憲法修正第9条は、「憲法における特定の権利の列挙は、人民が保持するその他の権利を否定し、または軽視するものと解釈してはならない」と規定しています。つまり、権利章典(修正第1条から第10条)に具体的に列挙されていないからといって、そうした権利が存在しなかったり無効になったりするわけではないことを明確にした条文です。
憲法修正第10条との違い
一方、憲法修正第10条は、「憲法によって合衆国に委任されず、また各州に対して禁止されていない権限は、それぞれ各州または人民に留保される」と定めています。こちらが扱っているのは個人の「権利」ではなく、連邦政府と各州の間での「権限」の配分に関する事項であり、修正第9条とは役割が異なります。
まとめ
憲法に列挙されていない権利について人民が保持すると定めるのは修正第9条であり、連邦と州の権限配分を定めるのが修正第10条です。両者はしばしば混同されますが、それぞれ異なる目的を持つ重要な条文となっています。