アメリカ合衆国の歴史は、1776年の独立宣言から1789年の連邦政府樹立まで、わずか十数年の間に急速な変革を遂げました。この記事では、建国期に起こった主要な出来事を年代順に整理してご紹介します。では、これらの中で最初に起こった出来事は何でしょうか。答えは、トーマス・ジェファーソンによる独立宣言の起草です。
1776年 ― 独立宣言と革命の始まり
- トーマス・ジェファーソンが「アメリカ独立宣言」の草案を起草する
- 7月4日、大陸会議が独立宣言を採択し、代表者たちが署名する
- アメリカ合衆国がグレートブリテン(イギリス)からの独立を宣言する
- アメリカ独立戦争が本格化する(武力衝突そのものは、1775年のレキシントン・コンコードの戦いにまでさかのぼります)
1781年 ― 主権国家としての第一歩
- 「邦聯規約(連合規約)」が各州の批准を経て正式に発効する
- アメリカ合衆国が主権を有する独立国家としての地位を確立する
同年10月にはヨークタウンでイギリス軍が降伏し、独立戦争は事実上の決着を迎えました。
1787年 ― 合衆国憲法の誕生
- フィラデルフィアで憲法制定会議が開かれ、合衆国憲法の草案がまとめられる
- 9月17日、合衆国憲法に署名が行われる
1788年 ― 憲法の批准と初の大統領選挙
- 必要な州数による批准が完了し、合衆国憲法が発効する
- 史上初となる大統領選挙が実施される
- ジョージ・ワシントンが初代大統領に選出される
1789年 ― 新しい政府の発足
- ジョージ・ワシントンが初代大統領に正式に就任する
- アメリカ合衆国の連邦政府が樹立される
このように、アメリカの建国は「独立宣言の起草」という一つの文書作成から始まり、憲法の制定と新しい政府の設立へと着実に進んでいきました。短い期間にこれほど多くの重要な転換点が重なったことは、世界史においても非常に珍しい出来事といえるでしょう。