1969年のアメリカ合衆国造幣局では、1セントから25セントまでの流通硬貨が通常生産されましたが、50セント硬貨やシルバーダラーについては例外的な状況となりました。ここでは、1969年に鋳造されたアメリカのコインを額面別にわかりやすく解説します。
1セント硬貨(ペニー)
- 通常生産:実施
- Dミントマーク(デンバー造幣局):あり
- プルーフ貨・ミントセット:なし
5セント硬貨(ニッケル)
- 通常生産:実施
- Dミントマーク(デンバー造幣局):あり
- プルーフ貨・ミントセット:なし
10セント硬貨(ダイム)
- 通常生産:実施
- Dミントマーク(デンバー造幣局):あり
- プルーフ貨・ミントセット:なし
25セント硬貨(クォーター)
- 通常生産:実施
- Dミントマーク(デンバー造幣局):あり
- プルーフ貨・ミントセット:なし
このように、小額面の4種類の硬貨は通常どおり鋳造されましたが、コレクター向けのプルーフ貨やミントセットは制作されていない点が特徴です。
50セント硬貨(ハーフダラー)
- 通常生産:鋳造なし
- Dミントマーク:プルーフ(またはミント)限定で存在
1969年のハーフダラーは一般流通用には鋳造されず、Dミントマーク付きのものは限定的な特別仕上げのみでした。
シルバーダラー
- 通常生産:アポロ計画を記念した特別打ち立て
- 一般流通用の鋳造:なし
シルバーダラーに関しては、一般向けの鋳造は行われませんでしたが、アポロ計画を記念した特別な打ち立てが行われました。これは、後に発行されるアイゼンハワー・ダラーの裏面にアポロ11号の月面着陸を象徴する意匠が採用されることとも深く関わっています。
まとめ
1969年のアメリカコインは、1セント・5セント・10セント・25セントが通常生産とDミントマーク付きで発行された一方、ハーフダラーとシルバーダラーは流通目的での鋳造が見送られ、記念的な意味合いの強い年となりました。当時のコインを収集する際は、こうした発行背景を知っておくとより楽しめるでしょう。