南アメリカの歴史

1776年6月のアメリカ植民地はいくつ?独立前夜の「13植民地」を徹底解説

1776年6月、アメリカには13の植民地があった

1776年6月の時点で、北米東海岸に存在していたイギリス領植民地は13でした。これらは通称「13植民地(十三植民地)」と呼ばれ、そのわずか1か月後の1776年7月4日に独立宣言を採択し、後のアメリカ合衆国の出発点となった歴史上非常に重要な地域群です。

13植民地の一覧

1776年当時、以下の13の植民地が存在していました。

  1. バージニア
  2. マサチューセッツ
  3. コネチカット
  4. ニューハンプシャー
  5. サウスカロライナ
  6. メリーランド
  7. ロードアイランド
  8. ペンシルベニア
  9. デラウェア
  10. ニューヨーク
  11. ノースカロライナ
  12. ニュージャージー
  13. ジョージア

13植民地は3つの地域に分けられる

歴史学では、これらの植民地は地理的・経済的な特徴によって次の3つのグループに分類されることが一般的です。

ニューイングランド植民地

ニューハンプシャー、マサチューセッツ、ロードアイランド、コネチカットの4つ。冷涼な気候と岩だらけの土地のため農業には不向きで、漁業・造船・交易が盛んでした。

中部植民地

ニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルベニア、デラウェアの4つ。肥沃な土地に恵まれ「パン焼き植民地」とも呼ばれ、多様な民族・宗教が共存する穀物生産の中心地でした。

南部植民地

メリーランド、バージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、ジョージアの5つ。タバコや稲などのプランテーション経済が発展しました。

独立への道のり

1776年6月は、まさにアメリカ史の転換点にあたる時期でした。同年6月11日、大陸会議はトーマス・ジェファーソンら5名からなる委員会を設置し、独立宣言の起草作業が本格的に始動します。そして翌7月4日、13植民地の代表者たちはイギリスからの独立を宣言し、「アメリカ合衆国」の歴史が幕を開けたのです。