南アメリカの歴史

1788年クォーターダラーの価値はいくら?実は存在しない硬貨だった

1788年クォーターダラーは実在しない

「1788年クォーターダラー」の価値を調べている方も多いかもしれませんが、結論からお伝えすると、この硬貨は実在しません。アメリカ合衆国造幣局の歴史において、1788年にクォーターダラー(25セント硬貨)が製造された記録はないのです。

米国初のクォーターダラーは1796年発行

アメリカ造幣局が初めて製造したクォーターダラーは、「ドレイプト・バスト(Draped Bust)」と呼ばれるデザインの硬貨で、1796年から1807年にかけて鋳造されました。つまり、1788年の時点では、クォーターダラーという硬貨そのものがまだ存在していなかったことになります。

なぜ「1788年のクォーター」という誤解が生まれるのか?

この誤解の一因とされているのが、1999年から開始された「50ステート・クォーター」プログラムです。このシリーズでは、各州の州昇格年が硬貨に刻印されています。例えば、ニューハンプシャー州は1788年に連邦加盟を果たしたため、同州のクォーターには「1788」という年号が刻まれています。この刻印を見て、「1788年製の貴重な古銭だ」と勘違いするケースが少なくないようです。

まとめ

1788年製のクォーターダラーは市場に存在せず、買取や査定の対象にもなりません。もし「1788」という年号の入った25セント硬貨をお持ちの場合は、それは州昇格年が刻まれたステート・クォーターである可能性が高いでしょう。古いコインの価値を判断する際は、実際の発行年とデザインの種類をしっかり確認することが大切です。