17世紀後半、フランスの探検家ロベール・ド・ラ・サール(René-Robert Cavelier, Sieur de La Salle)は、五大湖地域からミシシッピ川流域、さらにメキシコ湾岸へと至る壮大な探検の旅を行いました。その過程で、彼は北米大陸に暮らす数多くの先住民族と出会い、交流や交易、時には対立を経験しました。
イリノイ連合(Illinois Confederacy)
ラ・サールが特に深く関わったのが、ミシシッピ川流域に広がるイリノイ連合です。この連合には以下の部族が含まれていました。
- カスカスキア族(Kaskaskia)
- ペオリア族(Peoria)
- カホキア族(Cahokia)
- ミチガメア族(Michigamea)
- タマロア族(Tamaroa)
- モイングウェナ族(Moingwena)
ラ・サールはイリノイ連合の部族たちと友好関係を築き、彼らの協力を得ながらミシシッピ川の探索を進めたことで知られています。
マイアミ族(Miami)
五大湖周辺に勢力を持っていたマイアミ族とも接触しました。マイアミ族には以下の支族が存在しました。
- ウィア族(Wea)
- ピアンケショー族(Piankeshaw)
- ペピコキア族(Pepikokia)
その他の出会った部族
探検の旅路において、ラ・サールは以下のような多様な先住民族とも出会っています。
- オト族(Oto)
- アイオワ族(Iowa)
- ミズーリ族(Missouri)
- アーカンソー族(Arkansas)
- ナチェズ族(Natchez)
- クアポー族(Quapaw)
- トンカワ族(Tonkawa)
- ハシナイ族(Hasinai)
- カドー族(Caddo)
これらの部族との出会いは、当時の北米内陸部における先住民族の分布や文化を知る貴重な記録となりました。特にテキサス地方でのカドー族やハシナイ族との接触は、ラ・サール最後の探検であるメキシコ湾遠征に関わる重要な出来事として歴史に残されています。