南アメリカの歴史

モンテスマ2世はどこに住んでいた?アステカ帝国の都テノチティトラン

アステカ帝国の皇帝として知られるモンテスマ2世(モクテスマ2世)は、16世紀初頭に帝国を統治していた際、首都テノチティトラン(Tenochtitlan)に住んでいました。この都市は、現在のメキシコシティが位置する場所にあたります。

湖上に築かれた壮麗な首都

テノチティトランは、テスココ湖の中の島に築かれた都市で、当時の世界でも有数の大都市でした。運河と堤防が張り巡らされ、人口は20万人を超えたとも言われています。

モンテスマ2世の宮殿

モンテスマ2世の住まいであった宮殿は、都市の中心部に建てられていました。伝えられるところによると、この宮殿には以下のような施設が含まれていました。

  • 100を超える部屋を持つ広大な建物
  • 美しく整えられた庭園
  • 珍しい動物を集めた動物園
  • 鳥や水生生物のための池

スペイン人の到来と都市の変貌

1519年、スペインの征服者エルナン・コルテスがテノチティトランに到着し、モンテスマ2世は歓迎の意を示しました。しかし翌1520年、彼は混乱の中で死去し、その後アステカ帝国は崩壊への道を辿ります。

スペイン人たちはテノチティトランを破壊した後、その跡地に新しい都市を建設しました。これが現在のメキシコシティの起源です。今日でも、メキシコシティの地下からはアステカ時代の神殿「テンプロ・マヨール」などの遺跡が発見されており、かつての帝都の姿を偲ぶことができます。