南アメリカの歴史

紀元前496年〜紀元前406年に起きた戦争とは?古代ギリシャの主要な戦乱をわかりやすく解説

紀元前5世紀から紀元前4世紀初頭にかけての古代ギリシャは、都市国家(ポリス)同士や外部勢力との戦乱が相次いだ激動の時代でした。ここでは、この時期に起きた代表的な戦争を年代順にわかりやすく紹介します。

1. ペルシア戦争(紀元前499年〜紀元前479年)

ギリシャ世界とアケメネス朝ペルシア帝国との間で繰り広げられた大規模な戦争です。マラトンの戦い(紀元前490年)、テルモピュライの戦い、サラミスの海戦、プラタイアの戦いなどが有名で、ギリシャ側が勝利を収めました。この勝利を機に、アテナイを中心としたデロス同盟が結成され、アテナイの海洋帝国への道が開かれました。

2. 第一次ペロポネソス戦争(紀元前460年〜紀元前445年)

アテナイとその同盟国と、スパルタ率いるペロポネソス同盟との間で起きた戦争です。最終的に「三十年和約」が締結され一時的な平和が訪れましたが、両陣営の根本的な対立は解消されず、後のペロポネソス戦争へとつながっていきます。

3. シケリア遠征(紀元前415年〜紀元前413年)

ペロポネソス戦争中、アテナイがシチリア島(シケリア)の有力都市シラクサの攻略を目指して行った大規模な遠征です。しかし遠征は完全に失敗し、アテナイは艦隊と兵力の大部分を失う壊滅的な打撃を受けました。この敗北は、ペロポネソス戦争全体の帰趨を決める重大な転換点となりました。

4. コリントス戦争(紀元前395年〜紀元前387年)

ペロポネソス戦争に勝利したスパルタの覇権に対抗して、コリントス、テーバイ、アルゴス、アテナイなどが連合して戦った戦争です。ペルシアも介入し、最終的には「大王の和約(アンタルキダスの和約)」によって終結しました。

5. ボイオティア戦争(紀元前378年〜紀元前371年)

スパルタとテーバイの間で戦われた戦争です。紀元前371年のレウクトラの戦いで、名将エパメイノンダス率いるテーバイ軍がスパルタ軍を破り、スパルタの覇権は崩れ去りました。

まとめ

この時代の戦争の大きな特徴は、ペルシアという共通の外敵との戦いから、ギリシャ内部の覇権争いへと移り変わっていった点にあります。アテナイ、スパルタ、テーバイと覇権国家が目まぐるしく入れ替わる中で各ポリスは疲弊し、やがて北方のマケドニア王国の台頭を許すことになります。