ロードアイランド州の州木は「アカカエデ」
アメリカ北東部に位置するロードアイランド州は、全米で最も面積の小さい州として知られています。しかし、その小さな国土の約半分以上は森林に覆われており、実に豊かな緑を有する州です。
ロードアイランド州の公式な州木に指定されているのは、アカカエデ(Acer rubrum)です。1964年に州木として選定されました。アカカエデは春に赤みのある小花を咲かせ、秋には真っ赤に紅葉することから、四季の移ろいを鮮やかに映し出す木として州民に深く愛されています。湿地から乾燥した高地まで幅広い環境に適応できる丈夫さも、この木の魅力です。
ロードアイランド州で見られる主な樹木
ロードアイランド州の森には、温帯落葉広葉樹林を中心とした多様な樹種が生育しています。ここでは、州内でよく見られる代表的な樹木を種類別にご紹介します。
針葉樹
- ストローブマツ(アメリカシロマツ/Eastern White Pine/Pinus strobus)
- カナダツガ(Eastern Hemlock/Tsuga canadensis)
カエデ類
- アカカエデ(レッドメープル/Acer rubrum)※州木
- サトウカエデ(シュガーメープル/Acer saccharum)
ブナ科の樹木
- アカナラ(レッドオーク/Quercus rubra)
- ホワイトオーク(アメリカガシワ/Quercus alba)
- アメリカブナ(American Beech/Fagus grandifolia)
その他の広葉樹
- イエローバーチ(Yellow Birch/Betula alleghaniensis)
- ブラックチェリー(アメリカミザクラ/Prunus serotina)
- アメリカボダイジュ(American Linden/Tilia americana)
- アメリカトネリコ(White Ash/Fraxinus americana)
- ブラックウォールナット(Black Walnut/Juglans nigra)
- バターナット(Butternut/Juglans cinerea)
- ササフラス(Sassafras/Sassafras albidum)
- ブラックガム(Black Gum/Nyssa sylvatica)
ヒッコリー類
- ピグナットヒッコリー(Carya glabra)
- シャグバークヒッコリー(Carya ovata)
- ビターナッツヒッコリー(Carya cordiformis)
花と実を楽しむ観賞樹
- ハナズオウ(イースタンレッドバッド/Cercis canadensis)
- ハナミズキ(Flowering Dogwood/Cornus florida)
- アメリカヒイラギ(American Holly/Ilex opaca)
まとめ
ロードアイランド州の州木はアカカエデであり、州内にはオーク類、カエデ類、ヒッコリー類など、北米東部特有の落葉広葉樹が数多く生育しています。秋にはこれらの樹木が一斉に色づき、州全体が美しい紅葉に包まれます。自然観察やハイキングの際には、ぜひこうした樹木の違いに注目してみてください。