南アメリカの歴史

メキシコ戦争に反対したアメリカ人は誰?ポーク、テイラー、ブキャナン、リンカーンから答えを解説

正解:d. エイブラハム・リンカーン

メキシコ戦争(米墨戦争)に反対したアメリカ人として最もよく知られているのは、後の第16代アメリカ合衆国大統領となるエイブラハム・リンカーンです。

リンカーンが戦争に反対した理由

1846年から1848年にかけて続いたメキシコ戦争について、リンカーンは以下の理由から公然と批判しました。

  • 戦争の必要性への疑問: リンカーンは、この戦争は本来必要のないものだと考えていました。
  • 領土拡張主義への懸念: 戦争の真の動機は、テキサスやカリフォルニアなどへの領土拡張への欲求にあると指摘しました。
  • 憲法違反の主張: 議会による正式な宣戦布告がないまま戦争が開始されたため、憲法に違反していると主張しました。

有名な「スポット決議」の提出

1847年、当時新米下院議員だったリンカーンは、歴史に残る「スポット決議(Spot Resolutions)」を提出しました。ジェームズ・K・ポーク大統領は「アメリカ人の血がアメリカの土地で流された」ことを開戦の口実としましたが、リンカーンはその「場所(spot)」が本当にアメリカ領土内であったのかを明確にするよう求めたのです。この果敢な行動により、彼は一躍注目を集めました。

他の選択肢について

  • a. ジェームズ・K・ポーク: 当時の大統領であり、戦争を主導した人物です。
  • b. ザカリー・テイラー: 戦争で将軍として活躍し、後に大統領となりました。
  • c. ジェームズ・ブキャナン: 当時の国務長官で、戦争を支持していました。