南アメリカの歴史

広島と長崎に投下された原爆の名前は?「リトルボーイ」と「ファットマン」の由来を解説

第二次世界大戦末期、アメリカ合衆国が日本に投下した2つの原子爆弾には、それぞれ固有の名前が付けられていました。広島に投下されたのは「リトルボーイ(Little Boy)」、そして長崎に投下されたのは「ファットマン(Fat Man)」です。

広島に投下された「リトルボーイ」とは

1945年8月6日午前8時15分、広島市に投下された原子爆弾が「リトルボーイ」です。この名称は、細長い形状から「小さな少年」を意味する名前として付けられました。

リトルボーイはウラン型の原子爆弾で、全長約3メートル、直径約71センチ、重量は約4トンありました。人類史上初めて実戦で使用された核兵器であり、広島市に甚大な被害をもたらしました。

長崎に投下された「ファットマン」とは

その3日後の1945年8月9日午前11時2分、長崎市に投下されたのが「ファットマン」です。太く丸みのある形状から「太った男」を意味するこの名前が付けられました。

ファットマンはプルトニウム型の原子爆弾で、全長約3.25メートル、直径約1.5メートル、重量は約4.5トンと、リトルボーよりも大型でした。

なぜこのような名前が付けられたのか

これらの名称は、開発に関わった科学者や軍関係者によって、爆弾の外見的な特徴に基づいて非公式に付けられたものです。当時は極秘プロジェクトだったため、コードネームとして使用されていたとされています。

現在でも、この2つの名前は核兵器の悲劇的な歴史を象徴する言葉として、世界中に記憶されています。広島と長崎の被爆体験は、核兵器の非人道性を後世に伝える重要な教訓となっています。