南アメリカの歴史

19世紀後半、アメリカの外交政策が帝国主義へと転換した主な要因とは?

正解

経済競争(economic competition)

解説

19世紀末、アメリカは急速な工業化を遂げ、世界有数の工業大国へと発展しました。

経済力の増大に伴い、アメリカはヨーロッパ列強諸国と天然資源や海外市場をめぐって競合するようになります。この経済的なライバル関係が、アメリカとヨーロッパ諸国間の緊張を次第に高めていきました。

こうした背景の中で、アメリカは自国の経済的利益を確保・拡大するため、最終的に帝国主義的な外交政策を採用することになったのです。

具体例

  • 1898年:米西戦争の結果、フィリピン・グアム・プエルトリコを獲得
  • 1898年:ハワイを併合
  • 1899年:門戸開放政策を提唱し、中国市場への参入を図る

つまり、産業資本の拡大がもたらす資源・市場への需要こそが、アメリカを帝国主義路線へと向かわせた最大の原動力だったといえます。