南アメリカの歴史

カスターは何歳で将軍になった?「志願兵少将」の真実を解説

ジョージ・アームストロング・カスター(George Armstrong Custer)は、厳密に言えば合衆国正規軍の「将軍」の階級に永続的に就任したことはありません。彼が到達したのは、南北戦争中の北軍(連邦軍)における志願兵少将(Major General of Volunteers)という階級です。

23歳で志願兵准将に昇進

カスターは1863年6月、わずか23歳で志願兵部隊の准将(Brigadier General)に昇進しました。これは当時の北軍史上でも最も若い将官の一人とされる記録的な昇進です。ミシガン騎兵旅団を率いて活躍し、「ボーイ・ジェネラル」という愛称で広く知られるようになりました。

25歳で志願兵少将へ

その後、1865年4月15日、25歳で志願兵少将(Major General of Volunteers)に昇進します。これはアメリカ軍史上でも最年少クラスの少将であり、南北戦争末期における彼の華々しい戦功が高く評価された結果でした。

「志願兵少将」と正規軍階級の違い

ただし注意すべき点として、これらの将官階級はあくまで戦時中の志願兵組織内でのものであり、正規軍(レギュラーアーミー)での恒久的な将官位ではありませんでした。戦争終結後、カスターの正規軍における階級は中佐に戻り、1876年にモンタナ州で起きたリトルビッグホーンの戦いで戦死した際の正式な階級も中佐でした。

まとめ

カスターが「将軍」になった年齢を問うなら、23歳で准将、25歳で少将(いずれも志願兵)となったのが答えになります。しかし、彼が正規軍の将軍になったことは一度もなく、生涯の公式上の階級は中佐にとどまったのです。