南アメリカの歴史

南米にまだ独立していない国は存在する?大陸全土の独立状況を解説

南米に植民地のまま残っている国はない

結論から言えば、南米には現在も植民地支配下にある「国」は一つも存在しません。大陸に位置するすべての国がすでに独立を達成しており、主権国家として国際社会に参加しています。

南米諸国の独立の歴史

南米の多くの国々は、19世紀初頭に巻き起こった独立運動を通じて、スペインやポルトガルの支配から解放されました。シモン・ボリバルやホセ・デ・サン=マルティンらの指導のもと進められた独立戦争により、1810年代から1820年代にかけて多くの国が次々と独立を果たしていきました。

最後に独立した国々

南米大陸で最後に独立したのは、イギリスから1966年に独立したガイアナと、オランダから1975年に独立したスリナムです。この2か国の独立をもって、南米大陸のすべての国が植民地支配を脱することとなりました。

フランス領ギアナはどうなのか?

「南米に未独立の地域はないのか」という疑問に対しては、フランス領ギアナに触れておく必要があります。同地域は南米に位置していますが、「国」ではなくフランス共和国の海外県であり、フランスの一部として扱われています。そのため、独立していない「国」とは呼べず、南米の独立国の数には含まれません。

まとめ

南米大陸のすべての国は独立を達成しており、現在も宗主国に従属する国家は存在しません。19世紀の独立戦争から20世紀後半のガイアナ・スリナムの独立まで、南米は完全に主権国家群から構成される大陸となっています。