多様な国々からやってきた移民たち
北米の13植民地は、実にさまざまな国や地域からの移民によって築かれました。主な出身地は以下の通りです。
- イングランド(イギリス)
- スコットランド
- アイルランド
- ドイツ
- フランス
- オランダ
- スウェーデン
- スイス
- ポーランド
- ロシア
- ボヘミア
- モラビア
- スロバキア
移民の人口構成
中でもイングランド出身者が圧倒的に多く、総人口の約60%を占めていました。次いでスコットランド系が約15%、アイルランド系が約10%と続きます。ドイツ系、フランス系、オランダ系はそれぞれ約5%ほどでした。
初期の入植の歴史
北米における最初の恒久的なイギリス人入植地は、1607年にバージニアのジェームズタウンに建設されました。その後、1620年にはイギリスのピューリタン(清教徒)の一団である「ピルグリム・ファーザーズ」がプリマス植民地を設立しています。
17世紀に入ると、母国での宗教的迫害、経済的な困窮、政治的な混乱から逃れることを求めた大量のイギリス人入植者が、新天地を求めて13植民地へと渡りました。
アフリカ系奴隷というもう一つの現実
13植民地には、多数のアフリカ系奴隷も存在していました。最初のアフリカ人奴隷は16世紀にスペイン人によってアメリカ大陸へ持ち込まれたとされています。18世紀までには、13植民地内のアフリカ人奴隷は50万人を超える規模に達しました。
彼らはプランテーションやその他の農業現場で強制的に働かされ、家庭内の使用人として低賃金で酷使されることも少なくありませんでした。
独立戦争と新しい国家の誕生
アメリカ独立戦争において、13植民地はグレートブリテン(イギリス)からの独立を求めて立ち上がりました。戦争は1775年から1783年まで続き、パリ条約の調印によってついに幕を閉じます。そして1787年、13植民地は合衆国憲法を批准し、アメリカ合衆国が主権国家として正式に誕生したのです。