アメリゴ・ヴェスプッチとコロンブスの見解の相違
アメリゴ・ヴェスプッチは、クリストファー・コロンブスが到達した土地が「新世界」であるという認識そのものについては同意していました。両者の間で意見が分かれたのは、その土地がどこなのかという点でした。
コロンブスは生涯を通じて、自分が到達した土地を東インド諸島、中国、日本といったアジアの一部だと信じていました。しかし、ヴェスプッチは、探検によって明らかになった地域がこれらのアジアの土地ではなく、ヨーロッパ人にとってまったく知られていなかった未知の大陸であると結論付けました。
「アメリカ」という名前の由来
ヴェスプッチのこの画期的な見解は、後に広く受け入れられることとなります。そして、この新大陸は彼の名前(ラテン語形:アメリクス・ウェスプキウス)にちなんで「アメリカ(America)」と呼ばれるようになったのです。