1812年のアメリカ国旗:15本の縞模様
1812年当時、アメリカ合衆国の国旗(星条旗)には15本の縞模様が描かれていました。この縞は、当時連邦を構成していた15の州を象徴するものでした。
縞模様は赤と白が交互に配置されており、左上のカントン(国旗の左上角の区画)には、青地に白抜きで15個の星があしらわれていました。この星の数も、やはり15の州を表していました。
歴史的に特別な一枚の旗
実は、この15星・15条の国旗は、アメリカの歴史において唯一「13本を超える縞」を持った国旗として知られています。新しい州が加わるたびに縞と星を増やす方式では、縞が細くなりすぎてしまうため、後に1818年に縞の数を元の13本に戻し、星のみを州の数に合わせて増やすことが決められました。
また、この15星・15条の旗は、1812年戦争中の1814年9月、イギリス軍によるマクヘンリー要塞砲撃の際に掲げられていたことでも有名です。この旗を目撃したフランシス・スコット・キーが感動して詩を作ったことが、のちに国歌「星条旗(The Star-Spangled Banner)」の誕生へとつながりました。