ヨーロッパの歴史

ポルカの発祥地はどこ?ボヘミア生まれの踊りの起源を解説

ポルカの発祥地は「ボヘミア」

リズミカルなステップが特徴的な民俗舞踊「ポルカ」の発祥地は、ボヘミア(Bohemia)であると考えられています。この地域は、現在のチェコ共和国の大部分にあたる歴史的な土地であり、一部はポーランドやドイツにもまたがっていました。

ポルカの最も古い形態が記録として残されているのは1830年代のことであり、記録が確認できる限りにおいて、この踊りが最初に誕生したのはボヘミアだと言われています。

ボヘミアとはどんな地域?

ボヘミアは、中央ヨーロッパに位置する歴史的地域です。かつてはオーストリア帝国(後のオーストリア=ハンガリー帝国)の支配下に置かれており、豊かな音楽文化と民俗芸能が育まれた土地として知られています。現在ではチェコ共和国の中核をなす地域であり、首都プラハもこのボヘミア地方に位置しています。

1830年代の記録からヨーロッパへ

1830年代にボヘミアで記録された初期のポルカは、その後急速に人気を博し、ウィーンやパリなどヨーロッパ各地の都市へと広まっていきました。軽快な2拍子のリズムと回転を伴うステップは、社交界や民衆の間で大きなブームとなり、19世紀を代表する舞踊の一つへと成長しました。

こうした歴史的背景から、ポルカの故郷はチェコ共和国を中心とするボヘミア地方であるというのが、今日一般的に受け入れられている見解です。