ヨーロッパの歴史

ドイツ・シュヴァービッシュ・グミュントの米陸軍駐屯地「マッカフェリー兵舎」とは?

シュヴァービッシュ・グミュントにあった米陸軍駐屯地の名称

ドイツのシュヴァービッシュ・グミュント(Schwäbisch Gmünd)に設置されていたアメリカ陸軍の駐屯地は、マッカフェリー兵舎(McCaffery Kaserne)と呼ばれていました。

名称の由来となった英雄

この駐屯地の名前は、第二次世界大戦中のバルジの戦い(Battle of the Bulge)における勇敢な戦功により、名誉勲章(Medal of Honor)を死後追贈されたウィリアム・マッカフェリー一等兵(Private First Class William McCaffery)にちなんで付けられました。名誉勲章はアメリカ軍における最高位の勲章であり、彼の功績を称えてこの地の兵舎にその名が冠されました。

冷戦終結と駐屯地の閉鎖

マッカフェリー兵舎は、冷戦終結後に米軍がヨーロッパ地域で駐留規模を縮小する方針の一環として、1992年に閉鎖されました。ソ連崩壊前後の時期、米軍は西ドイツ国内の多くの基地を整理・統廃合しており、この駐屯地もその流れの中で役割を終えたのです。