ヨーロッパの歴史

第一次世界大戦中、ドイツは中立を維持しようとしたのか?

第一次世界大戦(1914年〜1918年)の間、ドイツが中立を維持しようとすることはありませんでした。むしろドイツは、連合国(協商国)側と戦った中央同盟国の中核となる存在であり、この戦争における主要な交戦国の一つでした。

中央同盟国としてのドイツ

開戦時、中央同盟国はドイツとオーストリア=ハンガリー帝国を中心に構成され、戦争の進展とともにオスマン帝国やブルガリアもこれに加わりました。一方、対抗する連合国側には、イギリス、フランス、ロシアなどが名を連ねていました。

開戦への経緯

1914年7月、サライェヴォで起きた皇位継承者暗殺事件(サライェヴォ事件)をきっかけに戦争が勃発すると、ドイツは直ちに盟友であるオーストリア=ハンガリーを支持し、ロシアとフランスに対して宣戦布告を行いました。さらに、シュリーフェン・プランに基づいてベルギーへ侵攻したことが、イギリスの参戦につながりました。

このように、ドイツは第一次世界大戦において中立国ではなく、戦争の勃発と拡大に深く関与した中心的な交戦国だったのです。