ヨーロッパの歴史

ニール・アームストロングは学校に通っていた?学歴と学生時代の歩みを徹底解説

ニール・オルデン・アームストロング(1930年〜2012年)は、アメリカ合衆国出身の宇宙飛行士であり、人類史上初めて月面に足を踏み入れた人物として世界的に知られています。1969年のアポロ11号ミッションでの「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」という言葉は、今もなお多くの人々に記憶されています。

では、そのような偉業を成し遂げたアームストロングは、どのような学校教育を受けたのでしょうか。この記事では、彼の学歴と学生時代の歩みについて詳しくご紹介します。

パデュー大学への進学と航空工学の専攻

アームストロングは、インディアナ州にある名門・パデュー大学に進学し、航空工学(aeronautical engineering)を専攻しました。幼い頃から飛行機に強い憧れを抱いていた彼にとって、航空工学はまさに天職とも言える選択でした。

朝鮮戦争への従軍による中退

しかし、彼の学生生活は順風満帆なものではありませんでした。1949年、海軍のパイロットとして朝鮮戦争(韓国戦争)に従軍するため、一時的に大学を中退することになります。当時のアメリカでは、NROTC(予備役将校訓練課程)などの制度を通じて、在学中に軍務へ就くケースが少なくありませんでした。

従軍期間中、アームストロングは海軍の戦闘機パイロットとして数多くの作戦に参加し、優れた操縦技術と冷静な判断力を磨きました。この軍隊で培った経験は、後のテストパイロットとしてのキャリア、そして宇宙飛行士としての成功に大きく寄与することとなります。

大学への復学と学位取得

朝鮮戦争での任務を終えた後、アームストロングはパデュー大学に復学しました。そして1955年、航空工学の学位を無事に取得し、卒業を果たしたのです。兵役と学業を両立させた彼の姿には、並外れた努力と向上心がうかがえます。

さらに余談ですが、アームストロングはその後も学び続ける姿勢を持ち続け、1970年には南カリフォルニア大学(USC)で航空宇宙工学の修士号を取得しています。月面着陸という歴史的偉業を成し遂げた後も、自らの知識を深めることに貪欲だったのです。

まとめ

ニール・アームストロングは、パデュー大学で航空工学を学んだものの、1949年に朝鮮戦争へ従軍するために一度中退。その後大学に戻り、1955年に学位を取得して卒業しました。軍務と学業の経験を積み重ねた彼の歩みは、「小さな一歩」を可能にした大きな土台となったと言えるでしょう。