アメリカがイギリスの支配から自由を勝ち取ったとき、イギリスには確かに国王が存在していました。その君主こそ、ジョージ3世(King George III)です。
アメリカ独立戦争とジョージ3世
アメリカ独立戦争は1775年から1783年にかけて行われました。この期間、グレートブリテン王国の王位にあったのがジョージ3世です。彼は1760年に即位し、1820年に崩御するまで約60年間にわたって在位した、イギリス史上でも有数の長期政権の君主でした。
独立宣言とパリ条約
1776年7月4日、北米の13植民地は「アメリカ独立宣言」を採択し、グレートブリテン王国からの独立を正式に宣言しました。その後も戦争は続き、1783年9月に「パリ条約」が調印され、イギリスはようやくアメリカ合衆国の独立を正式に承認しました。この時点においても、ジョージ3世は変わらずグレートブリテン王国の君主であり続けました。
ジョージ3世とはどんな王だったのか
ジョージ3世はハノーヴァー朝の第3代国王です。彼の治世中に北米植民地を喪失したことは、イギリス帝国の歴史における大きな転換点となりました。一方で、その治世には産業革命の進展やナポレオン戦争など、近代イギリスを形作る重要な出来事が数多く起こっています。
まとめ
つまり、アメリカがイギリスからの独立を勝ち取った時期(1775年〜1783年)を通じて、イギリスの国王は一貫してジョージ3世でした。独立宣言が出された1776年も、独立を承認するパリ条約が調印された1783年も、王位にあったのは同じくジョージ3世です。