ヨーロッパの歴史

1900年代初頭、ヨーロッパからアメリカへの船旅にかかった時間とは?

大西洋横断は平均5〜7日

1900年代初頭、蒸気船でヨーロッパからアメリカ合衆国へ渡るには、平均して5〜7日ほどかかっていました。帆船の時代には数週間を要した北大西洋航路も、蒸気機関の進化によって大幅に短縮され、大西洋は「数日で渡れる海」へと変わっていきました。

最速記録はRMSマウレタニアが樹立

当時の最速記録は、1909年にイギリスの豪華客船RMSマウレタニア(RMS Mauretania)が打ち立てています。同船はわずか4日と11時間弱で大西洋を横断し、当時としては驚異的な速度でニュースとなりました。

マウレタニアは蒸気タービンを搭載した高速客船として知られ、その後も長年にわたり大西洋横断の最速記録(ブルーリボン)を保持し続けた、20世紀初頭を代表する名船の一つです。

まとめ

  • 1900年代初期の欧米間の蒸気船旅行:平均5〜7日
  • 最速記録:1909年、RMSマウレタニアによる4日11時間弱

こうして見ると、現在飛行機でわずか7〜8時間の旅路が、わずか100年前には1週間近くを要していたことになります。交通技術の進歩がいかに人々の移動を変えたのかを実感できるエピソードといえるでしょう。