ヨーロッパの歴史

ギリシャ神話の巨人「ティタン」はどこから来た?天と地から生まれた巨神の起源

ギリシャ神話に登場する巨大な神々「ティタン」の起源についてご紹介します。

ティタンは天の神と地の女神の子

ギリシャ神話によれば、ティタンは天空神ウラノスと大地の母なる女神ガイアの間に生まれた子どもたちです。ウラノスとガイアは世界最初期から存在した原初の神々であり、この二柱の結びつきから、後のオリンポス神々へとつながる偉大な血統が始まりました。

12人のティタン神

ウラノスとガイアの間には、6男6女あわせて12人のティタンが生まれたと伝えられています。
・男子:オケアノス、コイオス、クレイオス、ヒュペリオン、イーアペトス、クロノス
・女子:テイア、レア、テミス、ムネモシュネ、ポイベ、テテュス

なかでも末弟のクロノスは、父ウラノスを追放して世界の支配者となった神です。しかし後に、息子のゼウス率いるオリンポス勢との「ティタノマキア(ティタン戦争)」に敗れ、地下の牢獄タルタロスに幽閉されたことで知られています。

ティタンと巨人族ギガンテスの違い

日本語ではどちらも「巨人」と訳されがちですが、厳密には別の存在です。ティタンはウラノスとガイアの直系の子である神々の一団である一方、ギガンテスはガイアが生み出した別の巨人族で、ゼウスたちに挑んだ「ギガントマキア(巨人戦争)」の敵役として描かれます。